保守研究所

定数削減に待った!

自民党と日本維新の会が拙速に進める衆院議席の定数削減


民主主義の土台は議会であり、我が国で唯一の立法機関かつ全国民の代表が集まる国会がこんなにも簡単に「縮小」されていいのか?

そもそも
・なぜ1割なのか?
・なぜ一年で結論をつけなきゃいけないのか?
・なぜ衆院だけなのか?
・なぜ比例だけなのか?

全く説明されていない。

覚悟を示す!」や「利権さえきれないのに本丸の政治改革はできない!」など、勇ましい発言が維新幹部から聞こえるが全く意味がわからない。
覚悟を示すなら御党議員の歳費を全額返納でもすればいいではないか。

本当に周りを巻き込むだけのデメリットしかない。
メリットは覚悟を示せるだけ。

こんな法案を許していいわけがない。
反対する人を「利権に囚われた人」のようにレッテル貼りをして、一年の議論の末に結論が出なければ自動で45議席が削減される。
なんなんだこれ?
自動削減って議論を捨てているではないか。
議論をする気がない与党には反省をしてもらいたい。

高市総裁も反省するべきだ。
公明党に切られて、今度は維新に逃げられまいと擦り寄りではないか。大政党が情けない。
「削減」だけがこの国の未来を拓けるのか?
本当に再考していただきたい。